むちうちのさまざまな症状
このカテゴリーでは、むちうち症の主な3つの症状を紹介します。
人間の頭部を支えている頸椎は、ふだん不安定な状態で胴体に乗っていますが、強い衝撃を受けるとS字型に湾曲し、ムチのようにしなります。本来の可動域を越えて湾曲することで、周囲の筋肉や関節、軟部組織などは傷つき、炎症を起こします。それが神経に刺激を与え、痛みの原因となるのです。
- 頸椎捻挫型
一般に呼ばれる「むちうち症」というのは俗語で、病院での診断名は「頚椎捻挫」であることをご存知でしょうか?つまりこの「頚椎捻挫型」はむちうち症のなかで最も多い症例であり、全体の70~80%を占めています。だいたい3ヶ月ほどで治癒するので、軽度のむちうち症は、すべてこのタイプと呼んでも差し支えないでしょう。
- 頚椎症性神経根症
歪んでしまった頸椎が、神経根を圧迫することで起きる重度のむちうち症状です。神経根とは、知覚神経と運動神経が集まる、文字通り神経の根っこのようなもの。ここが圧迫されることで、上半身のあちこちに痺れや麻痺が起きたり、握力の低下が見られることがあります。
- バレ・リュー症候群
頸椎には、「自律神経」と呼ばれる神経が這っています。これは精神と身体をつなぐ神経とも言われ、興奮する、疲れを感じる、泣く、汗をかく…といったさまざまな感覚と、からだの反応を司っています。この自律神経がむちうち症により圧迫されることで、頭痛、めまい、耳鳴りや倦怠感、発熱、動悸など、さまざまな症状が現れます。
ひとくちにむちうち症といっても、治療法や後遺症は症状によりさまざま。自分がどのような症状を持っているのか、しっかり把握しておくことは重要です。
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